もしかしてストーカーされている?盗聴器・盗撮器の取り付けを疑うポイント4つ

ストーカー

ストーカー被害は日々巧妙になっています。情報化社会になり、盗聴器・盗撮器の精度が増してきて、まったく気づかないまま、何年にも渡って特定の人にストーキングされていたという例も。そこで、今回は、自宅における盗聴器・盗撮器の取り付けを疑うポイントを紹介します。

盗聴器・盗撮器にはどんなものがある?

最近では盗聴器・盗撮器はネットで簡単に手に入れることができます。そして、その売られている数は1日1000個以上とも。それだけの数のストーカー事件があるということですね。そして、そんなにたくさんの盗聴器・盗撮器が出回っているのに、実際に気づいて被害を出しているのはほんの数パーセントという報告も。それだけ、一度仕掛けられると盗聴器・盗撮器は見つけられにくいといえるでしょう。見つかっていない間はずっと盗聴・盗撮され続けている訳です。そして、その多くは、家庭で起こっているというから衝撃的です。一度仕掛けられると見つけられにくいと言われている盗聴器・盗撮器ですが、それもそのはず、現在市場に出回っている製品は実に巧妙に作られているのです。ここではそのいくつかを紹介します。

ペン型

見た目は普通のペンと変わりがありませんが、盗聴・盗撮両方ができるタイプもあります。ペンのような日常的なものは、たとえ自分が買ったことのないものだったとしても、家族の誰かのものが紛れ込んだのかと思って、あまり気に留めないものですよね。ずっと気が付かないままということも少なくありません。

そのほかにも、電卓やカードなど、特に深い思い入れがないけれど、家庭には必ずあるようなものの中に盗聴器・盗撮器が紛れ込んでいることも多くあるので、日頃から自分のものを慎重に把握していなければ、なかなか見つけることはできません。

コンセント型

コンセント型はコンセントの中に盗聴器を埋め込んだタイプのものです。このタイプは、コンセントから電気が常時供給できるので、見つからない限りずっとストーキングし続けることが可能です。コンセントの中を分解しない限り盗聴器の存在は見えないので、めったなことでは見つかることがありません。

延長コード型、ケーブル型

延長コード型はデジタル機器の周りに置かれやすいため、デジタル情報を盗聴・盗撮したい場合にはよく使われます。また、ケーブル型は直接電話機に挿入できるので、通話内容を電波発信して盗聴するのによく使われます。両者ともコードを通じて、電源を常時供給することができるので、半永久的にストーキングすることが可能です。

近年ではパソコン周りで無線LANルータなどの多くのコード類が混在していて、素人でははじめから何のコードなのかわからない場合も多く、気づかれにくい要因となっています。

盗聴器・盗撮器の取り付けを疑うポイント

さて、主な盗聴器・盗撮器を紹介しましたが、実際にはまだまだたくさんの種類の盗聴器・盗撮器があり、年々その姿も巧妙になってきているのが実情です。そんな中では、闇雲に疑ったり、怖がったりしても、なかなか問題は解決しません。そこで、盗聴器・盗撮器の取り付けを疑うポイントを4つ紹介します。

空き巣被害に遭った

盗聴器・盗撮器は、家に入らなければ設置できません。そこで、犯人は必ず家に入る必要があります。日頃、パーティーなどを催して、不特定多数の人が出入りする家や、友人たちのたまり場になっている家などでは、盗聴器・盗撮器の設置はしやすくなるので要注意ですね。

また、元カレなど、きれいに別れられなかった、合鍵を渡したままだったなどの場合も疑うポイントです。犯人が元カレでなくても、元カレに渡したカギが巡り巡って犯人の手に渡っているということもあるかもしれないので、探ってみる必要はあるでしょう。

また空き巣被害に遭わなかったかどうかを思い返してみましょう。部屋が荒らされていなくても、いつもロックしていない窓が少し開いていた、いつも開けている部屋の扉が閉まっていた、などのちょっとした人が立ち入った形跡が見つかれば、これは盗聴器・盗撮器を取り付けられた可能性が大。専門家に相談してみるのもいいですね。

家の近くに不審な車が停まっている

盗聴器・盗撮器は電波で情報を送っていることも多いので、犯人は盗聴器・盗撮器の近くに来る可能性が大です。車の中で待機していて盗聴器・盗撮器の電波をチェックしているというのが多いでしょう。だから、家の近くにいつも不審者が停まっているとなれば要チェックです。そんな時の犯人は目立たないように景色に溶け込もうとしているのが常なので見逃してはいけません。

また犯人が誰かに頼んでいる場合や、共謀している場合も考えられます。そもそも不審な車がいつも停まっていること自体が犯罪の可能性が大です。さっさと警察に連絡した方がいいでしょう。

電話に雑音が入る

自宅で固定電話を使っている方も多いでしょう。固定電話を使っていてノイズが目立つなと思うようになったら盗聴器・盗撮器の存在を疑ってみましょう。盗聴器・盗撮器は電波で情報を送っている場合、周りの機器に影響を与えることがあります。例えば盗聴器・盗撮器から発せられる電磁波が電話にノイズとなって現れることもあるのです。

もちろん電話機や配線の関係でノイズが出ることがありますので一概には言えませんが「最近電話に雑音がよく入るな」と感じたら、ストーキング被害を疑ってみてもいいかもしれません。また親子電話の機能を用いて通話を盗み聞きするような場合もあります。盗み聞きをされているときは相手側の音もこちらに伝わってきます。相手は声を発せずに静かに装っていても犯人自身の呼吸音や衣ずれの音はしてしまうもの。また町の中は音にあふれていて、いくら注意していても、救急車の音や子供の声などは拾ってしまいがちですね。傍受する際に犯人側の雑音も入ってしまうことでそういった盗聴を察することはできるでしょう。

公開していない情報がばれている

ストーカーが必要としている情報はあなたが公開していない情報です。例えば、SNSや銀行口座の暗証番号、ネット上の買い物などです。特に秘密にしているわけではないけれど、よほどのインフルエンサーでない限り、いちいち公表しない情報は案外多いもの。それなのに、誰にも話したことないことを知っている人がいたら、これはストーキングされている可能性大です。そもそも、ライバル視しているなどでもない限り、人は他人にそれほど興味がないものです。だから、本人が口にしない限り、わざわざ他人のことを調べようとも思わないもの。なのに、取るに足らない情報も知っているとなれば、これはよほどあなたに執着があるという証拠。もしかすると、言いふらしている誰かがいるのかもしれないので、つきとめる必要はありそうですね。

まとめ

ストーカー被害に遭っていても気が付かないままでいると、被害はどんどん広がってしまいます。そして、いずれ、もっと大きな事件に進展してしまう場合も。警察に相談したくなりますが、盗聴器・盗撮器が仕掛けられているかもという疑いの段階では、事件性があるわけではないので、警察は動いてくれません。

きちんと事件性がある事案として挙げるためにも、はっきりした証拠が必要です。そんな時には探偵に相談してみましょう。探偵事務所では、そんな警察が扱う前の案件にも対処してくれます。専門家に任せることで、ストーカーと直接対峙するという危険もなくなります。

関連記事

特集記事

TOP