お金を貸した相手が行方不明?連絡が取れなくなったらやるべきこと4つ

金銭トラブル

仲のいい恋人や友人なら、お金の貸し借りはよくあることです。相手が病気になった、会社で金銭的にトラブルに遭ったなんて時は、なんとか助けてあげたいと思って大きな額を貸してしまうということもあるでしょう。

ですが、お金を貸した相手と連絡の取れない状況になったらどうでしょう?これは穏やかではありません。そもそも連絡が取れないとは、相手がケータイの番号を変えたか、SNSをブロックしたか何かでしょう。

それは、かなりの確率で「お金を返す気がなくなった」ということでもあります。そんな相手だと、時間が経てば経つほど、お金が戻ってこない可能性は高まります。だからこそ、早急に行方不明の相手を見つけなくてはなりません。そこで、ここでは、お金を貸した相手が行方不明になった時にやってみるといいことを4つアドバイスします。

警察は動かない

ちなみにお金を貸した相手が行方不明になったからといって警察に届けても無駄です。警察は刑事事件になりそうな案件でしか動かないので、そういった案件では相手を探してくれません。

そうでなくとも、行方不明者の届け出は数多く、子供の行方不明者でさえ手いっぱいで着手できていない現状なので、大人の行方不明者の捜索までは積極的には手は回らないでしょう。そうなると、自分でやってみるか専門家に頼んでみるしかありません。

相手の実家を訪ねる

まずはお金を貸した相手の実家を訪ねてみましょう。誰かにお金を借りないとならないほどお金がない状況であれば、実家に戻る可能性が高いからです。

実家に子供が戻ってくることは親にとっては不思議ではないですし、久しぶりの子供の帰省となれば、親も歓迎してくれることも多いでしょう。当人にとっても実家は生まれ育ったなじみの環境で、衣食住がすぐに賄えるところでもあるので、エスケープ先にはベストな選択となるでしょう。

相手の実家を訪ねてみて、もしも相手がいなかったとしても、事の顛末を話せば、相手の両親が動いてくれるかもしれません。居場所を教えてくれたり、連絡をはかってくれたりすることもあるかも。親にまで迷惑をかけたとなれば、相手もお金をすんなり返してくれる可能性が出てきます。

一方で、最近は関係が希薄な親子も少なくありません。相手とのこれまでの会話の中で、親の話が全く出てきてなければその可能性は大。そういうケースでは、親も何も知らないということもあり得ます。そうなると、実家よりも友人関係を当たってみる方がいいかもしれませんね。

相手の友人に尋ねる

お金を貸した相手の友人関係を調べて、訪ねてみるというのも一つの方法です。お金を借りているあなたからのSNSや電話はブロックしていても、お金を借りていない友人からの連絡はブロックしていないことが多いからです。

意外と友人の家に転がり込んでいるということはありますので、探ってみる価値は高いですよ。その友人宅にはいなかったとしても、相手の消息が知れたり、居場所を得られたりすることができるかもしれません。

しかし、あなたの前から行方不明になったのに、友人とはつながっているとなると単純に「あなたからお金を引き出しやすかったからあなたからお金を借りた」ということになってしまいますね。相手にはあなたの知らない余罪がまだまだあるのかもしれません。そんな悪事の顛末も友人なら知っているかもしれませんね。

会社を尋ねる

お金を貸した相手が働いているのであれば会社に問い合わせてみるのもいいでしょう。もし、相手があなたにお金を返済するのが嫌になって、あなたの前から行方不明になったのだとすれば、あなたとの関係を切るだけで済み、会社まで辞める必要はないからです。意外と普通に通勤しているかもしれませんよ。

もう転職しているのではと思いがちですが、そう簡単に転職先は見つかるものではありません。収入の事もあるので、会社もすぐにはやめられないかもしれませんし、ボーナス時期に当てはまればなおのこと動けないでしょう。借金をするほどお金が不足している事情があったのでしょうから、お金が得られる場所をみすみす手放すこともないでしょう。

SNSをチェックする

「風邪をひいたと会社に嘘をついて旅行に行ったけれど、SNSにうっかりアップしてしまいバレた」というような話はよくあることです。それほどに、最近は自分のすべてをSNSにアップする人が多くいます。

そこで、相手のSNSをチェックしてみることをお勧めします。SNSをチェックすればいろんな情報が隠されているかもしれません。相手がアップした写真や言葉から、いつどこにいたのか、今はどこにいるのかということがわかる場合も。

また裏アカの存在を突き止めたら、案外手掛かりになることが残されているかもしれません。細かくチェックしていきましょう。

プロの力を借りる

ここまでに挙げたようなことが素人にもできることとなります。ですが、相手もあなたから意図的に身を隠しているとなれば、なかなか見つけられないのも現実。特に大金を手にすれば手にするほど、相手も慎重に行動するようになるでしょう。お金を返してもらうため、法的手段を取るにしても、相手の所在がわからなければ、その連絡さえできません。そこで、頼るべきは専門家です。こういったケースでは、たいていの場合、みんな探偵に依頼して探します。探偵はデータも多数持っているので、素人と比べて、ずっと早く相手を見つけることが可能です。お金が戻ってこないとくよくよした日々を過ごすなら、さっさと専門家に相談してしまうのが得策です。

まとめ

お金を貸した相手が行方不明になるということは、あなたにとって重大事件ですよね。一人で悩んでいても、時間が経てば経つほど相手の手掛かりが少なくなって見つからなくなってしまいますので、まずは自分でもできる範囲で行動してみましょう。それでも無理だったら専門家に頼るしかないでしょう。探偵などの専門家は日々こういった案件に触れているので、より適切なアプローチで問題に当たってくれることでしょう。

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